※SV文型についてはこちらの記事を読んでみてくださいね。
SV文型やM(修飾語)についてはちょっとずつ思い出してきました。
素晴らしいです!
でも第二文型のSVCってなんだっけ・・・?
今日はS(主語)V(動詞)C(補語)について学んでいきましょう♪
本記事の内容
・SV文型との見分け方が分かる
SVC のCってなに?
結論から言うと、CはComplement(補語)です。
補う語という意味ですね。
何を補うかというと、S(主語)です。
例文:You are funny.
あなたは面白い
前回学んだ通り、YouはS(主語)、areはV(動詞) ですね。
ここでのfunny はC(補語)になります。
You(S)はfunny(C)となり、主語を説明してるのが分かるでしょうか。
また、Cになるのは名詞か形容詞ということも併せて覚えておきましょう。
例文:
He is Hiro.
Hiro(名詞)がHe(S)を説明
You are kind.
kind(形容詞)がYou(S)を説明
SV文型との違いは何?
SV文型は、SVだけで意味が成り立ち、その他の部分はM(修飾語)になりましたね。
(前回の例文から)
例文: I study< in my room ><on weekends.>
私は週末に自分の部屋で勉強する
IがS、studyはV ですね。それ以外の<>の部分はMとなり、なくても文の意味は通じます。
I study.
私は勉強する
しかし、SVC文型ではSV以外の部分を<>にしてしまうと意味が通じなくなります。
SVCのCは文を成り立たせるために必要不可欠なのです。
文型を見分けるポイント①
代表的な見分け方は 「S=Cの関係」になるかどうかです。
He is Hiro. (あなたはヒロです。)
He=Hiro になっています。
Hiro is lucky. (ヒロはツイている。)
He=lucky と解釈できます。
これらの文はS=Cの関係ですのでSVC文型であると判断できます♪
では、以下の文章はどうでしょうか?
He likes his dog. (彼は彼の犬が好きです。)
He≠his dog
彼は彼の犬である訳はないので、こちらはSVC文型ではありません。注意してくださいね。
文型を見分けるポイント②
もう一つ、文型を見分けるときのポイントがあります。
少し難しい話になりますが、
be動詞 の使い方が文型を決めるポイントになっているのです。
例文1:She is a nurse. 彼女は看護師です。
例文2:She is in the hospital. 彼女は病院にいます。
例文1では「・・・です。」という意味でbe動詞が使われています。
例文2では「ある、いる」という存在を表しているのが分かるでしょうか。
例文1ではC(a nurse)がなければ、文章の意味が伝わりません!
「・・・です」の・・・部分にCが必ず必要です。
例文2では、SVだけで文章が完結しています。(彼女は・・・にいる)
in the hospital の部分は場所を表すM(修飾語)なので、なくても文章は成り立ちますね。
紛らわしいSVC文型(Mの使い方)
前置詞句(前置詞+名詞)はMになると前回学びました。
ではこちらの文は何文型になるか分かりますか?
She is from Kyoto. (彼女は京都出身です。)
from Kyoto は前置詞+名詞だからM。ということはSV文型ですか?
from Kyoto (京都の出身です。)は実は形容詞として使われています。 She = from Kyoto (彼女=京都出身)で、S=Cの関係が成り立っているので、SVC文型になります!
確かにShe is (彼女は・・です)だけでは文が成り立っていませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
色々な見分け方があり、紛らわしいのですが、SVC文型の文章を自分でどんどん英作文してみましょう。
特に5. の前置詞句が形容詞として使われているパターンは要注意です。
参考文献:Evine「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル Mr. Evine シリーズ」,アルク,2007/6/2