頭を抱えて悩んでいる人のイラスト(男性)英語コーチングスクールといえば、トライズやプログリット の他にEnglish company も有名だよね・・・

忙しいあなたのために、English companyの無料体験授業を受けてきました!

本記事の内容

・英語コーチングスクール「English company」無料体験授業の内容
・どんな方に向いているのかと、TOEIC930点の私的見解

※本記事はアフェリエイト記事ではありません。

English companyのサービス概要

まずは、English companyのサービス概要について教えていただきました。

English companyでは第二言語習得研究に沿って、パーソナルトレーナーが課題を発見してくれます。

英語を最短距離で習得するためのトレーニング方法の提案と、それらが正しく行えるように日々サポートしてくれます。

詳しいメソッドについてはこちらをご覧ください。

第二言語習得研究についての説明

まずは第二言語習得研究に基づいた学習法を教えていただきました。

⒈英語を正確に読めない人は、まず基本的な語彙文法の力をつける

文法学習(認知文法や、パターンプラクティスの実践)
単語学習

2.「読む・聞く」の受容スキルを高める

・読む力をつけるトレーニング

チャンクリーディング(英語の語順のまま読んでいく)
サイトトランスレーション(英文を読んで、語順どおり前から日本語に訳していく)
音読

・聞く力をつけるトレーニング

母音・子音の発音学習
音声変化ルールの学習
ディクテーション(読み上げられる英語を書き取る)
シャドーイング(聞こえてきたあとの音声を追って同じ発音を発声する)

※自分が理解できる文章でやるのが正しいやり方

3.最後に「話す・書く」の産出スキルを磨く

この部分に関しては具体的な説明がありませんでした。
English companyでは特に話す・書く力を伸ばすサービスは提供されていないようです。

今、第二言語習得研究の中でどのフェーズなのか、まず課題は何なのかを発見する必要があるとのことでした。

課題発見のための英語力チェック①リスニング

まずはリスニング力の確認のため、ネイティブスピードの音声を聞いて、内容要約するテストを行いました。

ビジネスに関する内容で、スピードも早かったのでTOEIC900点以上保持する私でも、ざっくりとしか要約できず・・・。
トレーナーさんからの細かい質問には答えることができませんでした。
その後、リスニング内の重要単語のリストを確認して、日本語と英語の意味を理解して覚える時間がありました。

課題発見のための英語力チェック②チャンクリーディング

チャンクリーディングとは英文を意味のかたまり(チャンク)ごとに区切って理解することです。
意味のかたまりごとに音のつながりを意識して音読していきます。
チャンクに区切ってスクリプトを読んでいると、細かい部分もきちんと理解することができました。

私のような場合、「音声変化」に課題があることがわかりました。

音声変化:

音声変化とは、言葉が自然に話されるときにもともとの発音が変化すること。ネイティブは、普段教科書のとおりに発音しているわけではありません。**音をつなげたり、省略したりして、発音を変化させています。言いやすいように「省エネ」で話しているため**です。

たとえば、ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌の「Let It Go」。「レット・イット・ゴー」ではなく「レリゴー」と歌われていましたよね。英語の音声変化が起きているのです。

参考

実践トレーニング 暗唱

その後は暗唱のトレーニングを行いました。

慣れてくると、スクリプトの内容が虫食い状態になっていき、最後は完全に暗唱できるまで練習していきます。

例:I’m ____ to _____ you _____
あなたにお知らせするためにお電話しています。

加えて、スクリプトを見ずに音声のあとに続いて発音する「シャドーイング」を行いました。

そして全てのトレーニング体験が終わった後に最初に聞いた音声を聞いてみると、詳細まで完全に理解することが出来ていました!

音声変化に課題がある私に、トレーナーの方がお勧めしてくれた勉強法(学習ポイント)は以下となります。

音声変化(特に、脱落/弱系を意識)
ディクテーション
→音声変化が分かっていないと難しいため

質疑応答

課題を発見いただいた後は、学習管理の方法や各種割引の紹介、他社サービスとの違いを丁寧に教えていただきました。

英語コーチングスクールはトレーニング型と自習コーチング型に分類されるそう。

トレーニング型
・English company
・ライザップ ENGLISH
自習コーチング
・STRAIL
プログリット

私の場合、トレーニング方法が分かれば自分で勉強を継続できそうなので、English companyを運営するスタディハッカー社のサービスであるSTRAILをおすすめされました。

STRAILは週1のコンサルティングのみで、今回の体験レッスンで行ったようなトレーニングは含まれていません。

受講期間はおなじで値段はおおよそ半分くらいになるので、手が出しやすいプログラムです。

まとめ

今回はZoomを通じてのオンライン体験授業でしたが、English companyがどのようなトレーニングを行っているのかがよく分かりました!

カウンセリングを担当してくれた方が実際の指導も行っているそうなので、レッスンのイメージがつき安心感がありました。

懸念点としては、第二言語習得研究における「受容スキル」を伸ばすには最適なプログラムですが、「産出スキル」を伸ばすトレーニングは含まれていないこと。

実際に話す・書くスキルを身に付けたい方は別途サービスを利用したりする必要がありそうです。

English company=英語が話せるようになるサービスではなく、話せるようになるための前段階「受容スキル(読む・聞く)」を伸ばすものと認識していればとても実りのある投資になるのではないかと思いました。

受容スキルが伸びる=TOEIC点数があがるというのは理に適っているので、TOEICのテクニックに頼ることなく、しっかり英語の実力を伸ばしたい!という方にはおすすめできます。