本日は嗜好を変えて、語学学習の体験記を綴ろうと思います。

なぜか上達しない・・・?初心者がぶつかる壁

著者は趣味で中国語を学んでいるのですが、最近なぜか勉強が捗らないのです。

中国語は、主に週に1回オンラインで会話の授業を学んでいて、定期的にHSK(中国政府が認定している中国語試験)も受験してレベルチェックを行っています。

にも関わらず、一向に中国語の実力が伸びているような気がしないのです。

ふと思い出したのは、私が英語初心者の時に躓いた現象。

実は高校まで、英語があまり得意ではありませんでした。

理由は、大学受験特有の文法に偏った内容にあまり興味が持てなかったから。

推薦で大学が決まった後、国際関係の学部に進学することになったので親が近所の英会話へ通わせてくれました。イギリス人のネイティブと、日本人の奥様が個人で経営している英会話スクールです。

大手英会話スクールのように事務的な雰囲気もなく、アットホームで週に1回ほど楽しく通っていました。

おかげで海外に対する距離は少し近づきましたが、ネイティブの先生が英語で話し続けていることもスピードが早いのできちんとは理解できておらず、雰囲気を楽しんでいるだけでした。

大学に入学し、英語のレベルによってクラス分けがありました。私は英語が上達したいという気持ちはありながらも、現実は中の上くらい。

英会話スクールは半年間は続けていましたが、大した成果はなかったようです。

飛躍的に英語力(会話力)が伸びた時は、一体いつだったのか?

のちに、実力はいかに飛躍的に伸びたのか?を振り返った時に思い出すのは、徹底的に文法をやり直した時。

英会話スクールでは、文法に重きが置かれていませんでした。日本人の奥様がいらっしゃったものの、完全に受付業務のみを担当されていて、日本語による文法のフォローなどは一切ありませんでした。

大学1年の春に人生初の海外で、フィリピンへ語学研修へ行きました。研修先のフィリピン大学はフィリピンの東大と言われる名門校。

同世代のフィリピン人達はとても流暢な英語を話していました。(この時のことはまた詳しく書きますね。)

英会話学校の先生ではない、何の遠慮もない学生達の英語に太刀打ちできず、悔しくて帰国後に猛勉強しました。

ありとあらゆる方法を試しましたが、英会話スクールへ通うのではなく、高校までの文法書を一からやり直した記憶があります。

文法が頭に入っていないと、スラスラと文章を組み立てて会話することは難しいと気づいたからです。

文法だけを極めても話せないけれど、文法力がなければ会話が組み立てられない。

会話重視の風潮によって、英語嫌いの悪の根源のように扱われる文法ですが、実は非常に大事な役割を持っていたのです。

今躓いている、中国語の壁の打開方法

現在私は、ネイティブ中国人講師から毎週会話のレッスンを受けています。

この状態は、まさしく英語初心者だった頃と同じ(涙)

ましてや英語のように基礎的な文法は学校で習っていないので、一から習得する必要があります。

にも関わらず、中国語文法のテキストにはノータッチで会話重視のレッスンを受けていたのです。

(もちろん文法の解説もしてくれるのですが、体系的に習っているわけではないので効率的に学べていないと思います。解説も英語なので、講師も十分に説明できているのかどうか不明。)

なので会話レッスンと並行して、日本語で書かれた中国語の文法書を一から取り掛かってみよう!と思ったのです。

まさに初心忘れるべからずです。

中国語文法に特化した授業を日本語で行ってくれる先生がいたら尚良いですよね!

みなさんもぜひ私の語学学習体験を良ければ参考にしてみてくださいね。