本記事では最近Amazon primeで観て、とても面白くてクオリティが高かった!と思えた作品をご紹介します。
筆者は約10年の演劇経験があり年間100本近く映画観賞していますが、ご紹介する作品は現在の社会(舞台となる土地柄)を絶妙に表現していると感じました。

特に上海女子図鑑は中国ドラマで、全編中国語なので語学の勉強にもお勧めです。

なかなか面白い中国本土の現代ドラマに出会えていなかったので、個人的に久々のヒットとなりました。

東京女子図鑑

まず紹介するのは「東京女子図鑑」です。
メディアでも取り上げられていたのでご存知の方もいるのではないでしょうか。

東京カレンダーでの連載をドラマ化した本作。主人公・綾は水川あさみさんが演じています。
23才で就職と同時に秋田から上京してきた綾が、憧れの東京に染まっていく様子を生々しく描いています。

筆者は東京出身なので、地方出身者から見た東京の典型的なイメージがあまり掴めておらず、ここまで強烈な憧れを抱くのか?と少し不自然に感じるところもあったのですが、本当に都心にはこのような価値観の人もいるのかも、と思わされます。
綾はキャリアを積んで女が憧れる女へと成長しつつも、女同士のマウントに気をとられ婚活や妊活に翻弄されていきます。

もちろん生々しいだけではなくて、ライフステージに合わせて綾が引っ越しを繰り返すのも面白いです。東京観光しているような気分になれて楽しいですよ。

東京男子図鑑

東京女子図鑑がとても面白かったので、続けて男子図鑑も見てみました。
本作の主人公・翔太は竹財輝之助さんが演じています。

女子図鑑と比べると視点の違いが明らか。常に結婚や妊娠の焦りが付きまとう女性と異なって、
「女は結局は金なんだ」と大手商社で働いて女遊びしてみたり、ベンチャー企業に移ってみたりとキャリアと成功が中心。

結局一体、翔太は人生で何がしたいの?でも絶対にこんな男性いる・・・。

基本的に主人公の翔太が飄々としているので生々しさはそこまでないですが、とてもリアルな作品だった思います。

上海女子図鑑

なんとこのシリーズは中国版(上海・北京)も出ています。
今回は上海編を全て鑑賞しました。

中国も女性の社会進出が進んでいると言いますが経済が伸び盛りの中国だけあって、東京編とはスケールが違いました。例えば、主人公に言い寄ってくる男性が大富豪だったりします。
また中国では上海戸籍がある人達への優遇制度があったり、金銭的にも地方出身者は生きていくだけで精一杯。
婚活は親や親戚総出だし、マンションは高騰。中国生活も楽ではないのがとても伝わります。
スケールが大きい方がドラマとしては面白かったりするので、非常に楽しめました。

今回紹介した3作の中では一番爽やかで、終わり方が良かったです。

中国の文化も学べてとても参考になりました。

まとめ

今回はAmazon primeで鑑賞できるドラマを3作紹介しました。
(東京女子図鑑、東京男子図鑑、上海女子図鑑)
○○図鑑シリーズは1作が短い(20-30分程度)なので、とても気楽に鑑賞できます。

リアルすぎて明るい気持ちになれるかは人それぞれだと思いますが、知らず知らずに夢中になってしまうはずです。
私は東京女子図鑑は休みの日に1日で見てしまいました。

特に、中国語勉強中の方には中国編(上海・北京女子図鑑)がお勧めです。
私は1度日本語で見終わったら、勉強のために次は中国語字幕で見てみようと思っています。